2年目のシーズン。 |
日本のプレイヤーが夢(もしくはお金)を求めて、海を渡り大リーグに挑戦するように、
韓国のプロ野球で活躍した後の次のステップとして、
多くの韓国人プレイヤーがここ日本を選んでいる。
かつて、中日には多くの韓国人プレイヤーが所属していた。
郭源治(カク・ゲンジ)、李尚勲(イ・フサン)←日本での登録名はサムソン・リー、
李鍾範(イ・ジョンボム)、宣銅烈(ソン・ドンヨル)・・・。
上の4人はすでに退団したが、現在では李炳圭(イ・ビョンギュ)が在籍している。
WBC、アジアシリーズ、五輪などの国際大会を見ても分かるように、今や韓国のレベルは
日本に遜色なく、十分肩を並べられるレベルであると言えるだろう。
そんな韓国人プレイヤーの一人であるビョンギュさんだが、ご存知の通り昨年の成績は芳しくなかった。
満塁ホームランや、CSでの活躍など「ここぞ!」という時には記憶に残る活躍を見せたものの
シーズンを通してみると、やはり物足りない成績。
特にシーズン序盤は、やる気がなさそうに見える緩慢なプレーで多くのファンの顰蹙を買った。
・・・しかし、そんなビョンギュさんも在籍2年目である。
言葉の壁、環境の違い、野球の違い・・・それらにある程度適応でき、
さまざまなものに慣れ始める2年目だ。
私は外国人プレイヤーの中でも、とりわけ韓国人プレイヤーは
来日2年目のシーズンに大きく飛躍するという、いいイメージがある。
(ソン・ドンヨルなど)
だからといって、それがビョンギュさんにも当てはまるとは限らないが、
ポジティブに考えることはファンにとって大事なことだと思う。
■郭源治(カク・ゲンジ)の場合■ |
1年目.6試合登板 1勝2敗 防御率6.43 |
↓ |
2年目.34試合登板 9勝7敗 防御率3.48 |
■サムソン・リーの場合■ |
1年目.11試合登板 投球回32.2回 防御率4.68 |
↓ |
2年目.36試合登板 投球回95.1回 防御率2.83 |
■宣銅烈(ソン・ドンヨル)の場合■ |
1年目.38試合登板 5勝1敗3S 防御率5.50 |
↓ |
2年目.43試合登板 1勝1敗38S 防御率1.28 |
■ビョン吉の場合■ |
1年目.132試合 打率.261 9本塁打 46打点 |
↓ |
2年目. ??????? |
比較対象が全て投手なのは気になるところだが・・・うん、大丈夫。
彼はやってくれるさ!きっと!
たぶん・・・。